IRCに生息する筆者が、 主にひデブとモンハン、その他いろいろなゲームに関して 独断と偏見を語るブログです。
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人工地震に関する考察とやら
人工地震に関する考察とやらが話題になっています。

2011年人工地震に関する考察

一通り目を通してみて、論理が飛躍しすぎていて笑いすらこみ上げてきますが、
この考察を行っている人がどうやらシステムエンジニアだそうで。
SEの顔に泥を塗るなよ・・・とか思ったので反論書いておきます。
というか、SEなら誰でも無意識にやっているレベルのことをこの人はできていません。
論破しておかないと気が済みません。
以下、多少数理論理学の知識が必要です。



あの考察は「人工地震はP波を伴わずS波だけの波を作り出す」という命題から
考察を開始している。そこから、
「今回の地震はP波が観測されていない。だから人工地震である」
と結論している。

論理式に置き換えると、A(人工地震である) ならば B(P波を伴わない) となる。
ここで、対偶について思い出してみよう。AならばBという命題において、
裏:AでないならばBでない
逆:BならばA
対偶:BでないならばAでない
という命題が存在し、対偶関係にある論理式は必ず同じ値となる。
命題:AならばB が正しいなら 対偶:BでないならばAでない も必ず正しい。
ここで注意すべきは命題と裏と逆の関係。
数学的には命題:AならばB が正しいことが証明されたとしても、
裏と逆の論理が確定したことにはならない。

命題が保証するのは対偶との関係だけであり、
命題の証明は裏と逆の値とは全く関係がない

これを人工地震~ の論理式に当てはめて考えていく。
以降、
A(人工地震である) の否定を nA(自然地震である)
B(P波を伴わない)  の否定を nB(P波を伴う)
と表現する。

 命題:A(人工地震である) ならば B(P波を伴わない) は真であるとして、
 その対偶、
 対偶:nB(P波を伴う) ならば nA(自然地震である)  は真となる。
 だが、上記2つの論理式は、
 裏:nA(自然地震である) ならば nB(P波を伴う)
 逆:B(P波を伴わない) ならば A(人工地震である)
 を証明することにはならない

 B(P波を伴わない) ならば A(人工地震である) を真としたいのならば、
 nA(自然地震である) ならば nB(P波を伴う) が真であることを
 証明しなければならない。(注1)

「人工地震はP波を伴わずS波だけの波を作り出す」という命題が真であったとしても、
そこから「今回の地震はP波が観測されていない。だから人工地震である」
と結論を導き出すことはできない。つまり、この考察は数学的におかしい。
以上、証明終了。



この地震が人工地震かを論じる以前に、
この人は論理のなんたるかすら理解していません。
そんな人の戯言に惑わされないように気をつけましょう。



注1)
これの証明は現時点では不可能です。
それこそ、「現在の科学技術では解明できていない」だけであって、
10年後、20年後ではP波を伴わない自然地震のメカニズムが
解析されているかもしれません。
「解明できていない」ことを「解明する」ことが科学の目標ですから。
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2011-04-28 Thu 23:25
別窓 | 日記 | コメント:1 | トラックバック:1
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この記事のコメント
「猫→四足歩行をする動物」
だからと言って、
「四足歩行をする動物→猫」
は成立しない、というやつですねー。

自分の考えを何とか通したいが為に論理が破綻してしまったのかもしれませんね。
2011-05-01 Sun 06:39 | URL | Zwei #EJA5rp5Q[ 内容変更]
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2012-10-27 Sat 09:46
| 富竹の屍を越えて行け |
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